読書のための音楽・全5曲

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考え方

恐怖と強欲

市場の気分は、強欲と恐怖のあいだを振り子のように揺れます。

ひとことで

明日上がるか下がるかは、誰にもはっきりとはわかりません。けれども群衆の気分は、必ず強欲と恐怖のあいだを行ったり来たりして、真ん中にとどまることはめったにありません。

なぜ大切か

熱いときには、ふだん株に手を出さない親戚や友人まで、おすすめの銘柄を教えてくれます。冷えているときには、株の話など誰も聞きたがりません。個人投資家が痛い目にあうのは、たいてい感情に押されて、上がれば追いかけ、下がれば逃げるからです。市場全体だけを買うあなたに、私がすすめる使い方は一方向だけです。恐怖に振れたら、多めに買う。強欲に振れたら、借金をしない、追加投資をしないと自分に言い聞かせるだけで、売りはしません。

ひとつの数字

米国のファンド「CGM Focus」は、2009年末までの10年間、平均して年約18%の利益を上げました。ところがその投資家たちは、高値で買って安値で売ったために、平均して年約11%の損失を出していました(モーニングスター・第5章)。

本のなかで

第4章では、市場の感情を振り子にたとえています。第5章の第2節では「人の温度」を取り上げ、第6章ではそれを、毎週確認できる温度計のチェックリストにしています。

さらに読む

  • 相場のサイクル 感情の揺れが、相場のサイクルを動かしています。
  • 市場温度計 温度計は感情を数字にして測ります。自分を律するための道具で、売買のサインではありません。
  • ハワード・マークス ハワード・マークスは、市場の感情を振り子にたとえています。
  • 暴落時の買い増し 恐怖がもたらす暴落こそ、新しい収入で買い増すチャンスです。
  • 借金とレバレッジ 強欲なときほど借金をしたくなりますが、あいにくそのときこそ、いちばん冷静さを失っているのです。