読書のための音楽・全5曲

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考え方

債券と現金

近いうちに使うお金の置き場所。債券は安定装置であり、金利を当てる道具ではありません。

ひとことで

近いうちに使うお金は、預金と短期の債券に置きます。債券の役目は安定させることで、金利に賭けるためのものではありません。

なぜ大切か

どの家庭にも、株式市場に入れないお金が必要です。半年分の緊急予備資金、3〜5年以内に使うお金、退職後1〜2年分の生活費。これらを台湾ドルの預金や、短期で質の高い債券に置いておけば、暴落したときに株を安値で手放さずにすみます。長期債券は元本が保証されず、金利が上がると値下がりします。外貨建ての債券には、さらに為替リスクもあります。

ひとつの数字

米国では1871年以降、インフレを差し引くと、株式(配当込み)は年率約7.8%、国債(10年)は約2.6%でした。遊ばせている現金は、毎年約2.3%の購買力を失います(シラーのデータ・第5章)。

本のなかで

第5章の第7節では、用途ごとにお金をどこに置くかを表にまとめています。付録の付録2は、私が米国の長期債で金利を当てようとして遠回りした話です。

さらに読む

  • インフレ 現金を動かさずにいると、購買力が毎年インフレに削られていきます。
  • タイミングの罠 長期債で金利を当てようとするのも、タイミング投資です。私が見つけたつもりの法則は、そのときすべて外れました。
  • 守りの投資 予備資金を十分に確保しておくことは、守りの投資の一部です。
  • ウォーレン・バフェット 彼が遺産の信託に指示した配分は、9割がインデックスファンド、1割が短期国債です。
  • 全市場インデックスETF お金の大部分はあくまで全市場インデックスETFに置き、債券はほんの一部にとどめます。