考え方
運
成功には運がつきもの。市場全体を持てば、すべての人の幸運を分け合えます。
ひとことで
成功に運は欠かせません。市場全体を買えば、すべての人の幸運を少しずつ分けてもらえます。
なぜ大切か
これは努力するなという意味ではなく、力を正しいところに使おう、ということです。不運にはなるべく近づかず、よい機会にたくさん気づくこと。仕事では自分の運にしか頼れませんが、投資なら他の人の運を借りられます。次の巨人がどこかは誰にも当てられません。でも、その会社が大きくなれば、指数が自然と組み入れてくれます。
ひとつの数字
グレース・グローナーは1935年、180米ドルで勤め先の会社の株を3株買い、75年間持ち続けて、約700万米ドルにしました。ただ、彼女が賭けたのは1社だけで、運の要素も小さくありません(ABC News 2010・第7章)。
本のなかで
第7章では「人生ゲーム」というシミュレーションから運について考え、続いて3人の平凡な人の物語を紹介しています。序章では、この道で頼りになるのは運ではなく時間だと述べています。
さらに読む
- 全市場インデックスETF 市場全体を買うことは、価値を生み出すすべての人に少しずつ賭けることです。
- アンドレ・コストラニー 彼は運を、投資家に必要な4つの要素の一つに挙げています。
- 個別株のリスク 少数の個別株に賭けるのは運次第です。市場全体に替えれば、買う会社を間違えるリスクがなくなります。
- 忍耐と規律 3人の平凡な人から学ぶべきなのは、倹約と忍耐と時間です。
- タイミングの罠 バフェットは、プロ全体は長い目で見ると、じっと座っているだけのアマチュアに負けると言っています。予測したがり、頻繁に売り買いすることが、その原因の一つだと私は思います。