考え方
アクティブ vs パッシブ
アクティブファンドの約9割は、長期的に市場平均に負けています。
ひとことで
アクティブファンドはファンドマネジャーの銘柄選びで市場平均に勝とうとし、パッシブなインデックスファンドは市場についていくことだけを目指します。期間を長くとると、ついていくだけのほうが、かえって大多数に勝つのです。
なぜ大切か
プロのファンドマネジャーに任せれば、自分で市場全体を買うよりはいいはずだ、と考える人はたくさんいます。けれどもマネジャーも市場を読み切れないのは同じで、そのうえ売買が多く、手数料も高めなので、長い目で見ると多くが指数に後れをとります。だから私はスターマネジャーを探さず、市場全体をそのまま買っています。
ひとつの数字
米国大型株のアクティブファンドのうち、15年間では約90%が、20年間では約93%がS&P 500を下回っています(SPIVA 2025・第3章)。
本のなかで
第3章では、SPIVAの統計とバフェットの10年の賭けを使って、専門家でも市場平均に勝つのは難しいことを示しています。第5章では、これを市場全体だけを買う理由の一つに挙げています。
さらに読む
- 全市場インデックスETF 専門家でも市場平均に勝つのが難しいなら、市場全体を丸ごと買ってしまうほうがいいのです。
- ウォーレン・バフェット 10年の賭けでは、インデックスファンドが年率約8.5%だったのに対し、相手のファンド・オブ・ファンズは平均約3%でした。
- 手数料とコスト アクティブファンドはコストが高く、それが毎年複利で効いてくるので、差はどんどん広がります。
- 個別株のリスク マネジャーが選ぶのは個別株ですが、多くの個別株は長期的に株主の富を減らします。