考え方
価値と価格
価格はあなたが払うもの、価値はあなたが得るもの。
ひとことで
価格はあなたが払うお金で、価値はそれが生み出す利益に裏付けられた値打ちです。この二つは、しばしば一致しません。
なぜ大切か
払うお金が少ないほど、同じものをたくさん手に入れられます。家電を買うときは周年セールを待つ知恵があるのに、株になると高くなるほど奪い合い、値下がりすると避けてしまう人がたくさんいます。私のやり方はこうです。恐怖で価格が下がりすぎたときは、新たに増えた収入で多めに買う。価格が高めのときも売らず、借金をしない、追加投資をしない、というだけです。
ひとつの数字
価格が高いからといって、価値が高いとは限りません。世界中のゴールドの価値は約9.6兆米ドルで、それで米国の農地をすべて買い、さらにエクソンモービルを16社分買っても、まだお釣りがきます。100年たっても、農地と企業は生産を続けますが、ゴールドは何も生み出しません(バフェットの2011年の株主への手紙・第5章)。
本のなかで
第5章の「安く買う」では、これを使って、払う価格が成果を決めることを説明し、低コストも「安く買う」に含めています。第3章では、グレアムの内在価値を紹介しています。
さらに読む
- ベンジャミン・グレアム 彼は、価値と価格を分けて見ることを教えてくれました。
- 安全域 二つのあいだの差が、安全域です。
- ミスター・マーケット 市場が毎日叫んでいるのは価格であって、価値ではありません。
- 手数料とコスト 手数料も、あなたが払う価格の一部です。
- 暴落時の買い増し 価格が下がりすぎたら、新しい収入で多めに買います。