考え方
第一原理
根本に戻って、2つだけ問う:お金はどう増えるのか、市場はどう動くのか。
ひとことで
人がどうしているかはいったん脇に置き、問題をいちばん底まで分解して、間違いようのない基本的な事実を見つけ、そこから答えを導き出します。
なぜ大切か
私が第一原理を投資に当てはめてみると、出てきた答えは意外なほど短いものでした。お金は複利で大きくなる。株式市場は長期的に上を向いていて、その途中にサイクルがある。深く考えるほど方法は複雑になる、と思う人は多いのですが、実際には根本まで考え抜くと、どの雑音を聞き流していいのかが、かえってわかるのです。
ひとつの数字
複利の公式を分解すると、いちばん重みがあるのは時間です。毎日100万台湾ドルを31日間もらい続ければ3,100万台湾ドル。1台湾ドルを毎日倍にしていけば、31日間の合計は約21.5億台湾ドルになります(複利の物語・第4章)。
本のなかで
第4章では、イーロン・マスクが電池のコストを分解した例を借りてこの考え方を紹介し、それを使って複利を4つの要素に分け、株式市場を二つの基本的な事実にまとめています。
さらに読む
- 複利 お金はどう増えるのかと問うと、元本、倍率、時間、安定性という4つの要素が取り出せます。
- 相場のサイクル 株式市場のもう一つの基本的な事実は、サイクルがあることです。上がりすぎれば下がり、下がりすぎれば上がります。
- 大道至簡 とことん分解したあとに残る方法は、たいていとてもシンプルです。
- 全市場インデックスETF 複利の4つの要素をすべて満たすのが、全市場インデックスETFです。